設置公開<2010年7月23日>
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「想定外」へ想定を 首都直下地震に備える(毎日新聞「政治プレミア」、10月5日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)
2018/10/22 (Mon) 03:22:03
こんばんは。
事故後に「想定外」と嘯かれた大半が「想定不足」だったと私は感じています。
シミュレーションをするにも「想定」が必要であり、問題は「想像力の欠如」だと思うです。
> 平野達男・元復興相
> 今回の北海道地震でよくわかったことは想定外ということがまだまだたくさんある、ということだ。台風21号の高潮で関西国際空港があれほど長期間閉鎖されるというのも、想定外だった。
> 首都直下地震や南海トラフ地震のような都市直撃型の大災害がきた時のことを考えると、今の体制で本当にいいのかと思っている。
> シミュレーションを重ねる
> 今は各省庁がそれぞれの役割を分担して対応するという構えになっている。それはそれで機能しているが、「想定外」の対応だけを日ごろからあらゆる角度で考えておく、専従のスタッフを置いたほうが良いのではないか。
> 例えば首都直下地震の場合、外部からの救援を前提としているが、真夏に停電した場合、熱中症の対応をどうするのか。水もない、クーラーもない状況になったら、むしろ都民を一時外部に避難させるという対応も考えるべきではないか。
> 今回の関空でも、いかりをつけたまま、船が動いて連絡橋に衝突した。あれが石油タンクだったらどうなっていたか。東京湾などは石油コンビナートに囲まれているようなものなので、十分ありうる。
> またよく言われていることだが、富士山が噴火した時の降灰の影響はどうなのか。高速道路や鉄道が全面的に止まる可能性がある。火力発電所にも影響があるという意見もある。しかし、まだ十分議論されていない。
> そういうことをあらかじめ検討しておくことは大事だし、また今回の北海道地震のようにエネルギー供給が広範囲にわたって遮断された時に何が起こるかということも、あらためてシミュレーションをしておく必要がある。
> もろい高度情報化社会
> 電源の分散化については、東日本大震災の時もずいぶん議論し、自家発電の整備についても検討した。それでも今回のようなことが起きた。あらためて検討する必要がある。
> 高度に情報化が進んだ現代社会では、エネルギーに限らず、たとえば情報センターのようなものもそうだが、地域で核となるシステムが被害を受けた時にどうなるか、というのは、あらかじめ想定して対策まで議論しておかないとならない。
> とりわけ、首都直下地震や南海トラフ地震の場合、そうした中核的なシステムが軒並み停止する危険性がある。その時なにが起こるのか、一生懸命考えておかなければならない。
> 技術の進歩は同時に、脆弱(ぜいじゃく)性も生んだ。我々は便利な社会に慣れきっているが、そこに潜む弱さへの準備は出来ていない。ブラックアウトというのは、その典型的な例ではないか。
> プロフィール
> 平野達男
> 元復興相
> 1954年生まれ。2001年参院初当選。副内閣相、防災担当相などを歴任。参院岩手、当選3回。自民党二階派。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20181004/pol/00m/010/002000d