シバケンの天国・みんながパソコン大王 3531413

設置公開<2010年7月23日>

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続62<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍の反攻に、ダム決壊の影響は<?>

1:閻魔大王 :

2023/06/08 (Thu) 23:22:44

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686234164.jpg <参考=NO.431 続61<ロシアのウクライナ侵攻>前哨戦は始まってる<!>/虚々実々の情報戦<!>>
(23/06/05)
http://mrshibaken.g2.xrea.com/majinbbs/mina_enma_203.htm#no431

<副題=ダム崩壊どちらに痛手か…ウクライナ軍は作戦に支障、ロシアは飲料水難の恐れ(1)(中央日報)>

<地図>
爆破されたウクライナのカホフカダム


>6日に破壊されたウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダムがウクライナ戦争の新たな変数に浮上しいる。カホフカ水力発電所のダムがウクライナとロシアの双方に戦略的価値が大きい要衝地だっただけに、今後の戦況に相当な影響を及ぼしかねないためだ。ウクライナとロシアのうちどちらがダムを破壊したのか不明な中で、今回の事件がどちらに有利なのかをめぐり多様な分析が出ている。


>◇ウクライナの作戦の足引っ張るか

>まず西側の軍事専門家を中心に、4日から大反撃を始めたウクライナの足を引っ張るだろうという分析が出ている。ウクライナは南部クリミア半島から東部ドンバス(ドネツク、ルハンシク)に至るロシア占領地を奪還するために、陸橋を断つことを狙った。カホフカ水力発電所のダムがあるヘルソン州やザポリージャ原発があるザポリージャ州などを掌握してロシア占領地を分断することが核心だ。これを通じてロシア軍の重要な物流補給路(陸橋)を断ち、クリミア半島をはじめとする南部のロシア占領地を孤立させる考えだった。

>だがカホフカ水力発電所のダム破壊でドニプロ川下流地域が浸水してこうした作戦が支障をきたすことになった。ドニプロ川を中心に西側はウクライナ軍、東側はロシア軍の統制下にあるが、今回のダム破壊で浸水したのは川の東側地域だ。西側の支援により戦力が急上昇したウクライナ機甲部隊の東側への進撃が難しくなった。米予備役陸軍中将スティーブン・トゥイッティ氏は「ダムが氾濫すれば水が農地などに流れ込んで土地が泥沼になり装甲車が泥にはばまれ通過できなくなる」と話した。

>実際にウクライナ軍関係者はフィナンシャル・タイムズに「(洪水)直後は本質的にその土地は湿地になるだろう。上陸作戦計画があるならば当分絶対にしないだろう」と話した。ウォール・ストリート・ジャーナルは「ダム破壊はウクライナの選択肢を狭めることになった。ロシアはウクライナ軍の潜在的進軍経路を制限し防衛に向けた時間を稼げるようになった」と伝えた。ロシアは旧ソ連時代にダム爆破を戦争に活用した前歴がある。1941年の第2次世界大戦当時、ソ連はナチスドイツの進撃を防ぐためドニプロ川中流にあったドニプロダムを爆破した。これによる洪水で民間人数千人が死亡した。


>◇ダム崩壊、ロシアにも甚大な被害

>だがカホフカ水力発電所のダム破壊による被害はロシアも劣らない。ウクライナの攻勢に備えて川の東側に力を入れて構築してきた防衛陣地が浸水したためだ。米シンクタンク海軍分析センターのマイケル・コフマン軍事分析家は「ダムが破壊されドニプロ川東側のロシアの第1防衛線が浸水した。この災害はロシアが占領した領土に最も大きな影響を及ぼすだろう」と話した。

<参考=「ダム崩壊どちらに痛手か…ウクライナ軍は作戦に支障、ロシアは飲料水難の恐れ(1)」(中央日報)>
(23/06/08)
https://japanese.joins.com/JArticle/305270
2:閻魔大王 :

2023/06/09 (Fri) 00:17:33

<副題=ダム崩壊どちらに痛手か…ウクライナ軍は作戦に支障、ロシアは飲料水難の恐れ(2)(中央日報)>

諸般、
真相不明故、色んな話、出現するです。

基本、
人為的作戦的であれ、自然現象であれ、この手、水害発生の最中に、戦闘行為も、やり難いねえ。

尚、
一説では、ダムの決壊なるは、管理の問題だけでなく、破壊行為がないと、考え難いと。
つまり、決壊以前より、ダムの破損始まってたですが。爆発物での、破壊行為もあった筈と。

>特に2014年にウクライナから強制併合してからロシアのプーチン大統領が重視してきたクリミア半島の水供給が打撃を受けることになった。破壊されたダムはクリミア半島に向かう水の85%を供給する。ウクライナは2014年にロシアがクリミア半島を併合すると、カホフカ水力発電所のダムの水路をふさいでクリミア半島向けの飲料水供給を遮断し、ロシアは昨年のウクライナ侵攻直後にダムを占領して水路を再び開いた。欧州政策分析センターのエリーナ・ベゲトワ研究員は「今回の攻撃でクリミア半島は数年間生活用水問題に直面することになるだろう」と話した。

>ロシアが掌握している欧州最大原発のザポリージャ原発にも脅威になりかねない。ザポリージャ原発はカホフカ発電所のダムの水を冷却水として使っている。昨年3月にロシア軍に占領されてから6基の原子炉がいずれも稼動を止めたが、原子炉冷却に向けては電力と冷却水供給が持続して行われなければならない。国際原子力機関(IAEA)のグロッシー事務局長はこの日ツイッターに「核安保と関連した決定的瞬間」としながら来週ザポリージャ原発を直接訪問すると明らかにした。


>◇プーチン、クリミア半島放棄で強引な手段

>ロシアはこうした理由を挙げて自分たちがダムを爆破する理由はないと主張している。だがプーチン大統領がクリミア半島など南部戦線を放棄してここを焦土化しウクライナ軍に大きな被害を与えようとする強引な手段を取ったとの分析も出ている。

>フィナンシャル・タイムズは「ロシアがウクライナ南部に対する統制権を維持する希望を失った状況でウクライナに最大限被害を与えようとダムを爆破した」と分析した。米ジョージタウン大学のアンデルス・オスルンド教授はカホフカ水力発電所のダム崩壊を1991年の湾岸戦争で当時イラクのフセイン大統領がクウェートから退却しながら油田に火を付けたことと比較した。彼は「自分たちの領土を破壊するのは領土をあきらめる時にすること。攻撃の行動ではなく一種の『酸っぱいぶどう戦略』」と話した。


>◇「南部進撃に向けたウクライナの仕業」との分析も

>一部ではウクライナが南部進撃に向けダムを破壊したという分析も出ている。米安全保障政策センター(CSP)のスティーブン・ブライアン上級研究員は香港紙アジア・タイムズに「爆破したダムの水はほとんどがロシア側に流れウクライナはほとんど被害がない。ダム破壊により洪水がロシア軍が建設した塹壕と要塞、地雷畑を一掃しドニプロ川東側の防衛陣地に莫大な被害を与えた上に、下流と違いドニプロ川上流地域は水位が低下しウクライナ軍の渡河がさらに容易になる」と話した。

<参考=「ダム崩壊どちらに痛手か…ウクライナ軍は作戦に支障、ロシアは飲料水難の恐れ(2)」(中央日報)>
(23/06/08)
https://japanese.joins.com/JArticle/305271
3:閻魔大王 :

2023/06/09 (Fri) 11:22:32

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686277353.jpg <副題=ダム決壊、ロシア軍兵士は「住民の脱出を妨害し先に逃げた」…水没600平方キロに(読売新聞)>


<写真1>
7日、冠水したウクライナ南部ヘルソンで助け出される高齢女性=AP


<写真2>
7日、冠水したウクライナ南部ヘルソン=AP


>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は7日のビデオ演説で、カホフカ水力発電所ダムの決壊で洪水が発生した南部ヘルソン州のロシア占領地域について、「壊滅的な状況だ」と述べた。露軍は被災地から脱出し、見捨てられた住民が助けを待っているという。ウクライナ政府は赤十字国際委員会(ICRC)など国際機関に支援を要請した。

>ゼレンスキー氏は8日、現地を視察した。ウクライナ軍参謀本部によると、露軍兵士は住民の脱出を妨害し、先に浸水地域から逃げたという。ウクライナ軍は露軍の砲撃下で住民の救助を行い、屋根の上で助けを待つ住民には軍事用無人機で飲料水などを届けている。ヘルソン州知事によると、州内の水没地域は約600平方キロ・メートルに及ぶ。ドニプロ川東岸のオレシキ市長は7日、3人が死亡したと明らかにしたが、他の地域の人的被害はわかっていない。

>ゼレンスキー氏は独紙のインタビューで、露軍占領地域に向かったウクライナの救助隊が「露軍から銃撃された」とも明らかにした。

>一方、トルコのタイップ・エルドアン大統領は7日、ウクライナとロシアの首脳と電話で会談し、ダム決壊の原因究明のため国際的な調査委員会設置を提案した。

<参考=「ダム決壊、ロシア軍兵士は「住民の脱出を妨害し先に逃げた」…水没600平方キロに」(読売新聞)>
(23/06/08)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230608-OYT1T50240/
4:閻魔大王 :

2023/06/09 (Fri) 12:44:45

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686282285.jpg <写真2>
7日、冠水したウクライナ南部ヘルソン=AP
5:閻魔大王 :

2023/06/09 (Fri) 14:39:22

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686289162.jpg <副題=ウクライナ軍が大規模反攻に着手と米報道…メリトポリ奪還も視野か(読売新聞)>

大規模反攻について、ウクライナ軍は、認めていない。
されどの、別途からは、すぐにもと。情報、錯綜。

で、
実際には、始まってるかと。

<地図>


>米紙ワシントン・ポストとNBCニュースは8日、ウクライナ軍がロシア軍に対する大規模な反転攻勢に本格着手したと報じた。いずれもウクライナ軍高官からの情報として伝えている。昨年2月にウクライナ侵略を始めたロシアは、2014年に一方的に併合した南部クリミアも含め、ウクライナ領土の約17%を占領している。ウクライナが反転攻勢でどこまで領土を奪還できるかが焦点となる。


>ウクライナ軍はドイツ製主力戦車「レオパルト2」など米欧諸国から兵器の供与を受け、12旅団を編成するなど大規模な反転攻勢の準備を進めていた。

>ウクライナの攻勢に関連して、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、ウクライナ軍が8日未明、南部ザポリージャ州で露軍防衛線の突破を図ったと発表した。州西部オリヒウ南方の露軍陣地で激しい戦闘があったという情報もある。オリヒウは露軍の補給拠点メリトポリの北方約80キロ・メートルにある。ウクライナ軍が大規模反攻でメリトポリ奪還も視野に入れているとの見方が広がっている。

>ウクライナ軍は4日以降、東部ドネツク州南西部からザポリージャ州東部までの「南ドネツク戦線」で攻勢を強化している。アゾフ海沿いの港湾都市マリウポリ、ベルジャンシクの奪還に向けた動きとみられる。成功すれば、南部クリミアと露本土を分断させることになる。

<参考=「ウクライナ軍が大規模反攻に着手と米報道…メリトポリ奪還も視野か」(読売新聞)>
(23/06/09)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230608-OYT1T50242/
6:閻魔大王 :

2023/06/09 (Fri) 15:38:19

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686292699.jpg <副題=ウクライナが大規模反攻、ロシアの防衛線突破図る…戦線こう着から変化か(読売新聞)>

<地図>


>米政策研究機関「戦争研究所」は8日、ウクライナ軍がロシア軍に対する大規模な反転攻勢を本格的に始めたとの分析をSNSで明らかにした。ウクライナ軍が領土奪還に乗り出したことで、昨年11月にウクライナ軍が南部ヘルソン州ドニプロ川西岸を奪還して以降、こう着状態が続く戦況が大きく変わる可能性がある。

>米紙ワシントン・ポストとNBCニュースも8日、それぞれ複数のウクライナ軍高官らからの情報として、同様の見方を伝えていた。

>ウクライナの国防次官は8日、SNSで、東部ドネツク州ベリカノボシルカ付近と南部ザポリージャ州オリヒウ付近で露軍が「積極的な防御」を展開したとし、ウクライナ軍の攻勢を示唆した。ウクライナは反転攻勢の本格着手を宣言しない方針を明らかにしている。

>ベリカノボシルカは、アゾフ海沿いの港湾都市マリウポリやベルジャンシクまで100キロ・メートル程度の距離にある。オリヒウは露軍の補給拠点都市メリトポリの北方約80キロ・メートルに位置する。

>いずれもウクライナ軍が大規模反攻で奪還を目指す候補地とされる。奪還に成功すれば、ロシアが2014年に一方的に併合した南部クリミアと露本土との分断を実現できる。

>ウクライナの攻勢に関連し、セルゲイ・ショイグ露国防相は、ウクライナ軍が8日未明、南部ザポリージャ州で露軍防衛線の突破を図ったと発表した。ウクライナ軍は反転攻勢に向けて編成した部隊を順次投入するとみられ、戦闘は長期化するとの見方が出ている。

<参考=「ウクライナが大規模反攻、ロシアの防衛線突破図る…戦線こう着から変化か」(読売新聞)>
(23/06/09)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230609-OYT1T50124/
7:閻魔大王 :

2023/06/09 (Fri) 16:23:57

<副題=一部突破もロシアが撃退と分析 ウクライナ南部戦線で(共同通信)>


>米シンクタンクの戦争研究所は8日、ウクライナ軍は4日に始めたロシア軍への反転攻勢の一環として3方面で作戦を行い、うち南部ザポロジエ州西部では7~8日に大規模攻撃で第1防衛線を突破したが、ロシア軍が撃退したとの分析を発表した。

>また、ウクライナ軍は欧米供与の軍用車両を一部失ったが、その影響を重大視すべきではないと指摘。東部ドネツク州の激戦地バフムト付近ではウクライナ軍に一定の進軍があったと推定した。

>英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は8日、ウクライナの軍人や西側政府高官の話として、ドイツ製の戦車レオパルトをウクライナ軍が実戦投入し、ロシア軍への反転攻勢を本格化させたと報じていた。

<参考=「一部突破もロシアが撃退と分析 ウクライナ南部戦線で」(共同通信)>
(23/06/09)
https://nordot.app/1039799683685089379
8:閻魔大王 :

2023/06/10 (Sat) 18:08:18

<副題=プーチン氏「ウクライナ軍が反攻開始」 ダム決壊、直前に爆発か(Iza)>


>ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領は9日、ウクライナ軍が準備してきた大規模な反攻作戦について「それが始まったことは確実だといえる」と述べた。その上で「ウクライナ軍は反攻で大損害を出しながら目標を達成できていない」と主張する一方、ウクライナ軍には攻撃能力がなお残っているとし、激しい戦闘は今後も続くとの見通しを示した。露南部ソチで記者団に話した。

>これに先立ち、露国防省が4日以降、ウクライナ軍の反攻が開始されたとする見方を繰り返し主張していた。これに対し、ウクライナ側は「ウクライナ軍が反攻で多大な損失を被っている」とするロシアの主張は虚偽だとし、反攻に着手したことを否定している。

>一方、ウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダム決壊に関し、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9日、「米偵察衛星が決壊の直前にダムで爆発が起きたことを検知していた」と米当局者が明かしたと伝えた。ただ、米国側は、誰がダムを破壊したかや、なぜ決壊が起きたかに関して現時点で特定できていないという。

>ノルウェーの地震研究所機関も、ダムが決壊した6日未明に爆発の振動を検知したと発表している。

>ダムはウクライナ侵略後、露軍が占拠していた。ロシアとウクライナの双方とも「相手がダムを破壊した」と主張している。ダムはこれまでの戦闘による損傷などで自然崩壊した可能性も指摘されている。

<参考=「プーチン氏「ウクライナ軍が反攻開始」 ダム決壊、直前に爆発か」(Iza)>
(23/06/10)
https://www.iza.ne.jp/article/20230610-5BVIQ5YBNJM3HIXDMIE7DY2SRQ/
9:磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW :

2023/06/10 (Sat) 18:35:45

 閻魔大王様、こんばんは。


 戦時中は双方が「嘘」の発表を撒き散らすのが通例ですので、諸状況からダム破壊はロシアによるものという可能性は大きいものの、真相は今は藪の中ですね。
10:閻魔大王 :

2023/06/10 (Sat) 22:59:11

<副題=ダム決壊「われわれがやった」 “ロシアの電話傍受”の音声(FNN)>

>ウクライナ保安庁が、ロシア側がウクライナ南部のダムを破壊したとする電話を傍受した音声を公開した。

>ロシア軍の会話とされる音声「(ダム決壊の理由は)砲撃ではない。われわれの破壊工作グループがやった。彼らはダムで威嚇しようとした。彼らの計画以上の結果になった」

>ウクライナ保安庁は、音声は、ロシア軍の電話を傍受したものとしていて、ダムの決壊は、ロシアによる犯行と断定したと発表した。

>ウクライナ側は「真のテロ国家だけが引き起こせる大規模な人災だ」と非難している。

>一方、ロシアのプーチン大統領は、「ダムの決壊はウクライナが起こした」として批判している。

<参考=「ダム決壊「われわれがやった」 “ロシアの電話傍受”の音声」(FNN)>
(23/06/09)
https://www.fnn.jp/articles/-/540493
11:閻魔大王 :

2023/06/11 (Sun) 00:13:07

<副題=ウクライナのゼレンスキー大統領、反転攻勢開始認める(日本経済新聞)>

>ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ロシア軍に対する反転攻勢が始まっていると述べ、作戦開始を初めて認めた。「どの段階にあるかは明言しない」とした。ロイター通信が報じた。

>首都キーウ(キエフ)を訪れたカナダのトルドー首相との共同記者会見で明らかにした。反攻を巡っては、ウクライナ政府高官が相次ぎ開始を示唆していた。

>ロシアのプーチン大統領は9日の国営テレビで「(反攻が)始まったと断言できる」と述べたうえで、「ウクライナ軍はどの方面でも目的を達成できなかった」と強調した。

>10日の記者会見でプーチン氏の発言について問われたゼレンスキー氏は、肩をすくめて眉をひそめ、取り合わない態度を示したという。

>米シンクタンクの戦争研究所は9日、東部ドネツク州や南部ザポロジエ州など少なくとも4地域でウクライナ軍の反攻が続いていると指摘した。

>英国防省は10日「一部地域でウクライナ軍が順調に前進し、ロシア軍の最初の防衛線を突破した可能性が高い。その他の地域では前進が遅れている」と分析した。

>一方、ウクライナ軍が反転攻勢で投入したドイツの主力戦車「レオパルト2」3両をロシア軍との戦闘で失ったことがわかった。民間軍事情報サイトの「Oryx」が10日までに明らかにした。

>1月下旬にドイツ政府が供与を承認したレオパルト2の損失が明らかになるのは初めて。

>Oryxの10日時点のリストによると、レオパルト2、3両のほか米国製の歩兵戦闘車「ブラッドレー」11両、フランスが供与した装輪装甲車「AMX10RC」2両も失った。

>南部オデッサ州では10日未明、ロシア軍によるドローン(無人機)やミサイル攻撃があった。地元当局によると、ウクライナ軍はすべてのドローンを迎撃したが、うち1機の破片が集合住宅に落下して火災が発生。少なくとも3人が死亡し、26人が負傷した。

>南部ヘルソン州の水力発電所ダムが決壊し、発生した大規模洪水を巡り、ゼレンスキー氏は9日「40以上の地域で生活が崩壊し、数十万人の飲料水の確保に大きな支障が出ている」とツイッターに投稿した。

<参考=「ウクライナのゼレンスキー大統領、反転攻勢開始認める」(日本経済新聞)>
(23/06/10)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR101RI0Q3A610C2000000/
12:磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW :

2023/06/11 (Sun) 15:00:33

<ロシア防衛線を一部で突破か ウクライナ軍、戦況が新たな局面に(毎日新聞、6月11日)>

 こんにちは。


 諸外国の支援があるとはいえ小国ウクライナが大国ロシアにどこまで反攻できるのか要注視です。


> 英国防省は10日、ロシアの侵攻を受けるウクライナ軍が過去48時間に、同国の東部と南部で大規模な作戦を実施したとの分析を公表した。「いくつかの地域では前進し、ロシアの第1防衛線を突破した可能性が高い」とした。

> ゼレンスキー大統領はロシアに対する反転攻勢が始まっていることを認めており、戦況は新たな局面を迎えている。

> ウクライナメディアによると、ウクライナ軍東部方面部隊の報道官は10日、東部ドネツク州の激戦地バフムト周辺で「1日に最大1400メートル前進できた」と述べた。

> 英国防省の分析によると、ロシア側は自軍が設置した地雷原を通って撤退し、犠牲者を出している部隊もある。(共同)


https://mainichi.jp/articles/20230611/k00/00m/030/029000c
13:閻魔大王 :

2023/06/11 (Sun) 23:54:45

<副題=ウクライナ軍の反攻開始でロシア軍は総崩れ 専門家が「まさに敗北寸前の軍隊」という状況証拠とは(デイリー新潮)>


>CNN.co.jpは6月7日、「ウクライナ反攻、開始の兆候 東部で戦闘が大幅に増加」との記事を配信し、YAHOO! ニュースのトピックスに転載された。NATO当局者などがCNNの取材に応じ、《過去48時間の間に東部での戦闘が大幅に増加している》ことを明かしたという。


>その一方で、南部へルソン州のドニエプル川にあるカホフカ水力発電所のダムが破壊されたことは、反攻作戦に影響を与える可能性があるとも伝えた。

>《ダムの決壊によって、ウクライナ軍がドニプロ川を渡ってロシア軍の陣地を攻撃することが、より困難になる可能性がある》

>《米国に駐在している欧州の大使は、ダムの下流で計画していた作戦をすべて練り直さなければならない可能性があるとの見方を示した》

>CNNだけでなく、世界各国の主要メディアも反攻作戦を大々的に報じている。担当記者が言う。

>「ウクライナ陸軍のオレクサンドル・シルスキー司令官(57)は3日、東部の激戦地バフムトでロシア軍が大損失を受けたと発表しました。皮肉なことに、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏(62)もバフムト近郊の一部がウクライナ軍に奪回されたと主張し、裏付けが取れた格好です。プリゴジン氏は、現地のロシア軍兵士が『敗走している』と明かし、『恥ずべきことだ』と非難しました」


>ロシア領攻撃の情報
>脱走については朝日新聞デジタルも4日、「ロシア兵40人、ルハンスク州で部隊から脱走か ウクライナ軍報告」との記事を配信している。

>「5日には米紙ニューヨーク・タイムズが、ウクライナの反攻が始まった可能性があると報じました。さらに、ウクライナ軍は国内のロシア軍だけでなくロシア領も攻撃しているとの情報も伝えられています。北東部のハルキウ州と国境を接するロシアのベルゴロド州では、ドローンによる攻撃でエネルギー施設に火災が発生し、砲撃で街の建物が損壊したと知事が発表しました」(同・記者)

>軍事ジャーナリストは「反攻の報道は事実のようですが、注目すべきはロシア空軍の動きでしょう」と言う。

>「ロシア軍がウクライナに侵攻したのは昨年2月24日。その際、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領(45)はNATO(北大西洋条約機構)に、『ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定してほしい』と再三、懇願していました。しかし、NATOはロシア軍との戦争になると拒否。ゼレンスキー大統領は『NATOはさらなる空爆を容認した。あなたたちの弱さのせいで人々が死んでいく』と強い口調で批判しました。ところが、大統領は現在、ロシア空軍の脅威など全く口にしていません」


>ロシア空軍の弱体化
>日テレNEWSは6月6日、「ウクライナ軍司令官『戦車がバフムト方面への攻撃でロシア軍を断ち切った。前進を続けている』」との記事を配信した。

>シルスキー司令官は5日、自軍がバフムトに向けて前進しているとSNSに投稿。その際、《戦車がバフムト方面への攻撃でロシア軍を断ち切った》と、ウクライナ軍の戦車が戦果を挙げていることを明らかにしたのだ。

>「本来、戦車は空軍の支援が不可欠です。丸裸のまま敵軍から対戦車ヘリなどで攻撃されると、相当な損害を受けてしまうからです。しかし今のウクライナ空軍に戦車部隊を支援するだけの戦力はないと考えられています。それでも戦車がロシア軍を攻撃しているのなら、ロシア軍の空軍も弱体化しているのでしょう。ゼレンスキー大統領が飛行禁止区域について発言しなくなったこととも符合します」(同・軍事ジャーナリスト)


>2022年3月、BBC(日本語電子版)は「西側諸国の武器供与は効果を上げているのか ロシアと戦うウクライナ」の記事を配信した。

>英王立防衛安全保障研究所(RUSI)がBBCの取材に応じ、ウクライナ軍がロシア空軍のジェット機やヘリを撃墜しているため、ロシア軍は航空優勢を確保できていないとの分析を示していた。


>部品を買い漁るロシア軍
>今となってみると正確な分析だったことが分かるが、この際、RUSIは地対空ミサイルの「マンパッズ(Manpads)」が戦果を挙げていると指摘していた。

>「Manpadsの正式名称は『man-portable air-defense systems』で、日本語では『携帯式防空ミサイルシステム』と訳されます。兵士が肩に担いだまま発射する地対空ミサイルのことで、アメリカのFIM-92スティンガーやイギリスが開発したスターストリークなどが有名です。ウクライナ軍はNATO各国から供与されたManpadsを使い、ロシア空軍に相当なダメージを与えたと分析されています。たとえロシア国内に戦闘機や攻撃機が残っていても、撃墜されるのが怖くて出撃できない可能性も考えられます」(同・軍事ジャーナリスト)

>ロシア軍の現状を考える際、軍事ジャーナリストが注目するのは、日本経済新聞(電子版)が6月5日に配信した「ロシア、兵器部品『買い戻し』 ミャンマー・インドから旧型戦車・ミサイル改良の目的か、日経調査」の記事だという。

>日経新聞がウクライナ侵攻以降の通関データを分析したところ、ロシアが過去に輸出した戦車やミサイルの部品を、改めて買い戻していたことが分かったという。


>深刻な戦車不足
>「ロシアの軍需産業にとっては、ミャンマー、スーダン、インドといった国が“お得意さま”です。そうしたお得意さまから戦車の補修部品などを逆輸入していると日経が報じたのです。『不良品を買い戻した』というのが一応の口実ですが、輸入時に検品しているはずですから理屈が合いません。実際のところは、老朽化した戦車の部品を新型戦車の部品と交換し、少しでも性能をアップさせようとロシア軍は必死なのでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

>浮き彫りになるのは、ロシア軍の深刻な戦車不足だ。オランダの軍事サイトORYXは、SNSなどに投稿された最前線の写真などからロシア軍の被害をカウントしている。

>公式サイトによると6月7日現在、ロシア軍の戦車は2011両が破壊。110両が損害を受け、111両が放棄、544両が鹵獲(ろかく)されたことが分かったという。

>「ORYXは5月の段階で、ロシア軍の戦車は多ければ3000両が破壊されたか鹵獲された可能性があると分析していました。開戦当初、ロシア軍は実戦で使用可能なT-72やT-90といった戦車、約2500両を保有していました。その大半がウクライナ軍の攻撃で被害を受けたと考えられており、ロシア軍は骨董品とも言うべき古いタイプの戦車を前線に送っています。1962年に量産が決まったT-62を倉庫から引っ張り出し、1958年に登場したT-55も極東の戦車保管庫から鉄道でウクライナ方面に輸送しました」(同・軍事ジャーナリスト)


>クーデターの可能性
>古い戦車では戦力にならない。そのためT-72やT-90の部品をミャンマー、スーダン、インドといった国々からかき集め、T-62やT-55に無理矢理装着するつもりなのだ。

>「要するにロシアは制裁などの影響で、新しい戦車を生産することができないのでしょう。これは有り体に言って、敗戦寸前の軍隊だとしか考えられません。日本も太平洋戦争の末期には、工業生産能力が著しく低下しました。ロシア兵が脱走しているとの報道がありましたが、ウクライナ軍の猛攻によってロシア軍が物理的に被害を受けただけでなく、内部から崩壊する可能性も浮かび上がってきたのではないでしょうか」(同・軍事ジャーナリスト)

>実際、ロシア国内でクーデターが起きる可能性も取り沙汰されている。デイリー新潮は5月10日、「弾薬持ってこいや! ワグネル創設者とプーチンの“本当の関係” 専門家は『プリゴジンの本音はウクライナ侵攻どころではない』」の記事を配信した。

>記事の中でロシア政治が専門の中村逸郎・筑波大学名誉教授は、ロシアでクーデターが起きるかどうかの鍵は民間軍事組織ワグネルの創設者であるプリゴジン氏と反体制派のアレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が握っていると指摘した。

>《「ナワリヌイ氏は2021年に帰国して身柄を拘束され、刑務所に収監されています。ここで重要なのは、プリゴジン氏は囚人兵のリクルートを行うためにロシア全土の刑務所を自由に出入りしていたことです。様々なパイプを持つプリゴジン氏が動けば、ナワリヌイ氏と獄中で極秘に面談することも可能でしょう。ワグネルという軍事組織を持つプリゴジン氏と反プーチンのシンボルであるナワリヌイ氏が手を組み、ウクライナ停戦を掲げてクーデターを起こせば、国民が熱狂的に支持する可能性も否定できません。プリゴジン氏がプーチン大統領を裏切るのか、最後まで忠臣として仕えるのか、大きなポイントだと思います」》


>プーチン政権は瓦解するのか? 
>プリゴジン氏はクーデター(革命)の可能性について言及している。5月23日、SNSに投稿されたインタビューで、「ロシアがウクライナで損失を積み重ねれば革命が起きかねない」と警鐘を鳴らしたのだ。

>日本では読売新聞オンラインが29日に配信した記事「ワグネル創設者『革命起きかねない』、戒厳令と総動員求める…強硬派に手を焼くプーチン氏」の中でプリゴジン氏の発言を伝えた。

>その一方で、プリゴジン氏自身がクーデターを起こす可能性があると報じたのは米Newsweek誌だ。日本版サイトで配信された2本の記事のタイトルを紹介しよう。


>◆ロシア「ワグネル」創設者、クーデターでプーチン「追い落とし」を狙う?  専門家が指摘(3月5日)

>◆ワグネルは撤収と見せかけてクーデーターの機会を狙っている──元ロシア軍情報部門将校(6月5日)

>ウクライナ軍とロシア軍の戦況だけでなく、今後はロシア国内で何が起きるのかも注視する必要がありそうだ。

>デイリー新潮編集部 新潮社

<参考=「ウクライナ軍の反攻開始でロシア軍は総崩れ 専門家が「まさに敗北寸前の軍隊」という状況証拠とは」(デイリー新潮)>
(23/06/09)
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/06091101/
14:閻魔大王 :

2023/06/12 (Mon) 14:44:20

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686548660.jpg <副題=ロシア軍、独製主力戦車「レオパルト」など破壊と発表(REUTERS)>

記事により、ウクライナ軍の戦車、ドイツ製「レオパルト」の破壊した台数異なるですが。
4台であったり、5台であったり。

事実、破壊されたとして、その台数で、どれ程の戦果か、わからんです。

<写真>
6月11日、 ロシア国防省は、過去48時間にドイツ製の主力戦車「レオパルト」少なくとも7両と米国製歩兵戦闘車「ブラッドレー」5台を破壊したと発表した。写真はドネツク州南部で、交戦により破壊されたウクライナ軍のものとされる装甲車。露国防相が10日に公表した動画より(2023年 ロイター)


>ロシア国防省は11日、過去48時間にドイツ製の主力戦車「レオパルト」少なくとも7両と米国製歩兵戦闘車「ブラッドレー」5台を破壊したと発表した。一方、ロシアの軍事ブロガーによると、ウクライナがロシアの防衛線を一時突破したという。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ロシアへの反転攻勢をすでに開始したことを明らかにした。

>ロシア側は、過去24時間に主要な3方面でウクライナ軍の攻撃十数回を撃退し、南部ザポロジエ地方では装甲車列を破壊したと発表した。

>ロイターは、こうした発表の真偽を確認できていないが、ロシアは同地方でウクライナ軍の戦車を無人機で攻撃したとする動画を公開した。

>ロシアの軍事ブロガーによると、ウクライナ軍は東部ドネツク州ヴェリカノボシルカ南方でロシアの防衛線の一部を突破し、複数の村を一時的に奪還したという。

<参考=「ロシア軍、独製主力戦車「レオパルト」など破壊と発表」(REUTERS)>
(23/06/12)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-counteroffensive-a-idJPKBN2XY00Q
15:閻魔大王 :

2023/06/12 (Mon) 16:58:25

<副題=「露軍が東部でもダム爆破」 洪水で反攻妨害と主張(産経新聞)>

ロシア軍とすれば、ウクライナの攻撃をば、諸般の手段で、阻止、妨害するは、当然の事。

>11日のウクライナメディアによると、ウクライナ軍当局者は、東部ドネツク州と南部ザポロジエ州の境界付近のダムをロシア軍が爆破し、川の両岸に洪水を引き起こしたと主張した。ウクライナ軍の反転攻勢を遅らせるのが狙いとの見方を示した。

>ウクライナでは南部ヘルソン州カホフカ水力発電所のダムが6日に決壊し、大規模な洪水を引き起こしたばかり。ウクライナはロシアが爆破したとして非難している。当局者は、これらのダムの決壊はロシア軍の「戦術」だと指摘した。(共同)

<参考=「「露軍が東部でもダム爆破」 洪水で反攻妨害と主張」(産経新聞)>
(23/06/12)
https://www.sankei.com/article/20230612-KLBGZRUAAFPNLFNGVY6ACGLGU4/
16:閻魔大王 :

2023/06/12 (Mon) 17:19:43

<副題=国際刑事裁がダム決壊調査 避難住民に砲撃、3人死亡(産経新聞)>

何分の、ロシア及び、ロシア軍にしたら、ウクライナなんか、屁でもなく、人でもなく。

>ウクライナ南部ヘルソン州で深刻な洪水被害をもたらしたカホフカ水力発電所のダム決壊について、ロシア軍が爆破したと訴えるゼレンスキー大統領は11日、国際刑事裁判所(ICC)の代表者らが同州を訪れ、調査を開始したと表明した。「(代表者らが)ロシアのテロの結果を目撃した」と主張した。

>ゼレンスキー氏は、ロシア軍が被災者の避難経路に砲撃を続けていると非難。11日にドニエプル川の南側のロシア占領地から被災者を避難させる際、3人が死亡し、警官2人を含む10人が負傷したと明らかにした。

>ロシアはウクライナがダムを破壊したと主張している。ウクライナ検察当局は6日、「戦争犯罪」を裁くのに必要な情報をICCに提供すると発表していた。(共同)

<参考=「国際刑事裁がダム決壊調査 避難住民に砲撃、3人死亡」(産経新聞)>
(23/06/12)
https://www.sankei.com/article/20230612-KZUT6MCOZNOSJKNYAGINNZZFTA/
17:閻魔大王 :

2023/06/12 (Mon) 18:37:19

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686562639.jpg <副題=ウクライナ反攻3地域 主戦場ザポロジエ 陸の回廊寸断のカギ(産経新聞)>

<地図>


>ウクライナ軍はロシア軍に対する反転攻勢でウクライナ東・南部の少なくとも3地域で戦端を開いた。その一つである南部ザポロジエ州では露軍の堅固な防衛線突破に注力。南下できれば、ロシアが実効支配するクリミア半島と露本土を結ぶ「陸の回廊」寸断が視野に入る。その行方は反攻の成否や西側の支援の動向を左右するとみられる。

>米シンクタンク・戦争研究所の11日付分析によれば、反攻が進められているのは、東部ドネツク州の要衝バフムト、同州西部で南部ザポロジエ州に近いベリカノボシルカ周辺、同州オレホフ周辺の3地域。

>このうち同州の州都ザポロジエから約50キロのオレホフ周辺では7日夜からウクライナ軍が攻撃を始めた。オレホフ周辺は平原が広がり、ウクライナ軍は反攻前から露軍の防衛線突破を想定した訓練を実施。その際、参加していた大佐は取材に「部隊を入れ替え、同じ訓練を繰り返している」と語り、露軍の塹壕急襲が反攻で重要になることを示唆していた。

>オレホフの南方約8キロは露軍の占領ライン。突破すれば交通の要所トクマク、アゾフ海に近い中心都市メリトポリへの道が開ける。クリミア半島と露本土を結ぶ陸路の拠点メリトポリを制すれば、クリミアへの補給路を断つだけでなく、南部ヘルソン州の露軍支配地域や東部の工業都市マリウポリに攻撃しやすくなる。

>在ワシントン軍事筋は、ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダム決壊でドニエプル川の渡河作戦が困難となり、ウクライナ軍がザポロジエ州を緒戦の主戦場に位置づけたとみる。

>ただ、露軍は防衛線を重層的に構築。戦争研究所によると、練度の高い部隊もザポロジエ州に配置し、8日の戦闘ではウクライナ軍が最初の防衛線を突破すると露軍は後方の防衛線に退いて反撃し、押し戻した。ウクライナ軍は地雷原にも前進を拒まれ、航空優勢をとれないことも難航の一因となっている。戦争研究所はこれに対し、緒戦を「ウクライナ軍の作戦全体を予兆するものとみなすべきではない」と指摘した。

>一方、反攻の成果は軍事支援に対する欧米諸国の国内支持の動向に影響する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、米欧の当局者は「全占領地奪還」が難しいものの、ウクライナ軍が一定の露軍支配地域を奪還・保持し、ロシアがウクライナへの将来的な軍事作戦を躊躇(ちゅうちょ)する程度の打撃を与えれば、「成功」とみなす可能性があるという。

<参考=「ウクライナ反攻3地域 主戦場ザポロジエ 陸の回廊寸断のカギ」(産経新聞)>
(23/06/12)
https://www.sankei.com/article/20230612-LNWIG4P2O5OP7PR6EA2H7ZBI3I/
18:閻魔大王 :

2023/06/12 (Mon) 20:27:39

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686569259.jpg <副題=ウクライナ至近に最強戦車「レオパルト2A6」部隊が展開 NATO(乗りものニュース)>

<写真>
駐スロバキアNATO多国籍戦闘群に配備されたドイツの「レオパルト2A6」戦車(画像:チェコ陸軍)。


>中欧の国々への「レオパルト2」戦車の配備、着々と進行中。

>従来いちばん重かったのは「ボクサー」装甲車
>チェコ国防省は2023年6月8日、スロバキア駐留のNATO(北大西洋条約機構)多国籍戦闘群にドイツの「レオパルト2A6」戦車が配備されたことを明らかにしました。

>NATO多国籍戦闘群は2014(平成26)年に起きたロシアのクリミア侵攻を受けて編組されるようになった大隊規模の前方展開部隊です。その名の通り、複数の国々の軍隊で臨時編成された混成部隊であり、当初はバルト海に面したエストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランドの4か国に1個戦闘群ずつ駐留していました。

>しかし、2022年2月にロシアがウクライナへ侵攻したことで、中央ヨーロッパの国々にも展開させることとなり、2023年6月現在、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、スロバキアの4か国にも配置されています。

>そのうちの1つである、駐スロバキアNATO多国籍戦闘群(NATO Multinational Battlegroup Slovakia)は、チェコを主幹にドイツ、オランダ、スロベニアなどからなり、兵力約650人という規模でした。

>このなかで最も派遣人数が多く、かつ重装備も数多くそろえていたのがドイツで、従来最も重い戦闘車両は「ボクサー」装輪装甲車だったものの、ロシアの脅威が高まったとして、このたび「レオパルト2A6」戦車が展開することになりました。

>増備された「レオパルト2A6」戦車の数は不明ですが、公開された写真を見ると最低4両はある模様です。

>「レオパルト2A6」戦車は長砲身の120mm滑腔砲を備え、増加装甲も装着、各種通信装置も最新のものにアップグレードされた「レオパルト2」戦車シリーズの中でも最強のモデルです。

>一方、スロバキアもウクライナと国境を接している関係から、現在アメリカやドイツの兵器を導入する流れが加速しています。戦車についてもドイツから中古の「レオパルト2A4」を15両導入することが決まっており、それと入れ替える形で、旧ソ連規格のBVP-1(ロシア名BMP-1)歩兵戦闘車30両を始めとした各種装備をウクライナへ提供すると表明しています。

<参考=「ウクライナ至近に最強戦車「レオパルト2A6」部隊が展開 NATO」(乗りものニュース)>
(23/06/11)
https://trafficnews.jp/post/126352
19:閻魔大王 :

2023/06/12 (Mon) 21:19:51

https://bbs9.fc2.com//bbs/img/_549400/549375/full/549375_1686572392.jpg <副題=ウクライナ反攻、NATO首脳会議を前に戦果アピールか…米紙「米欧の支持つなぎとめる意図」(読売新聞)>

一部、米紙は、ウクライナに対し、批判的<!>

会議云々なんか、どでも結構。自国ウクライナの存亡掛かってるです。

<地図>
予想されるウクライナの反転攻勢


>ウクライナ軍がロシア軍への大規模な反転攻勢に本格的に着手したのは、7月の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に、米欧からの長期的な軍事支援取り付けに一定の戦果が必要と判断した面がある。精鋭部隊を投入する露軍との激戦が予想され、反攻の行方を見通すには時間がかかりそうだ。

>米紙ワシントン・ポストは8日、ウクライナ軍の大規模反攻には、領土奪還とともに「米欧からの支持をつなぎとめる」という意図があると指摘した。ウクライナのゼレンスキー政権は反攻で決定的な勝利を得られなければ、米欧からの支援が停滞し、ロシアとの停戦交渉を求める圧力が強まると警戒している。

>昨年の東部ハルキウ州を中心にしたウクライナ軍の反攻では、開始を宣言した8月末から2週間余りで約8500平方キロ・メートルを奪還し、11月には南部ヘルソン州ドニプロ川西岸地域も取り戻した。露軍の裏をかいたのが要因とされる。露軍は昨年秋以降、東部から南部にかけて約1000キロ・メートルに及ぶ前線の後方に防衛線を準備し、ウクライナ軍の反攻に備えてきた。

>ウクライナ軍は4日以降に東部ドネツク州の要衝バフムト周辺など三つの地域で攻勢を強化した。露軍の戦力分散を図るのが主な目的とされるバフムト方面では前進しているが、ベルジャンシクやメリトポリなど露軍の補給拠点都市への突破口を開くための戦線は、一進一退の攻防になっているとみられる。

>米CNNは米高官の話として、ウクライナ軍が予想を上回る露軍の抵抗に直面し、米欧が供与した装備に損失が出ていると報じた。特にウクライナ軍の地上部隊が7日以降、露軍防衛線の突破を試みている南部ザポリージャ州オリヒウ南方で苦戦が伝えられる。露軍は戦闘力の高い部隊を優先的に配置したとされる。

>英誌エコノミストの分析によると、ウクライナ軍は主力部隊を依然、投入していない。攻防は数か月に及ぶとの見方が支配的となっている。

<参考=「ウクライナ反攻、NATO首脳会議を前に戦果アピールか…米紙「米欧の支持つなぎとめる意図」」(読売新聞)>
(23/06/09)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230609-OYT1T50198/
20:閻魔大王 :

2023/06/15 (Thu) 00:04:08

<参考>

<参考=NO.433 続63<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻開始<!>/ウクライナ軍優勢<?>>
(23/06/14)
http://mrshibaken.g2.xrea.com/majinbbs/mina_enma_205.htm#no433

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