設置公開<2010年7月23日>
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続<兵庫県知事選挙>斎藤元彦<47歳>氏再選/兵庫県混沌<!> - シバケン
2024/11/20 (Wed) 10:04:39
こんな話、当選で、どちにしろ、めでたし、めでたしで、兵庫県も再出発。
かと、思いきやの、色んな勢力、考えあって、混沌化。
イヤ、
何であれ、選挙結果なるは、県民の意志<!>
自死の、県職員の、内部告発文書も、諸説あり過ぎ<!>
兎角に、自身の思うよにならねば、抵抗するの人種も増えてるです。
がしかし、この手の事、よっく、考えねば、全国的に広がるの可能性大。と、するよりも、既に、広まってるです。第一は、東京都知事選から、でして。
所謂の、石丸現象。
<参考=NO.1918 <兵庫県知事選挙>前知事、斎藤元彦<47歳>氏が当選確実の、再選<!>>
(24/11/17)
http://mrshibaken.g2.xrea.com/majinbbs/mina_wadai_282.htm#no1918
<副題=〈斎藤知事再選も…〉「犯罪者」「失せろ」いまだ止まらないネット暴力と脅迫。ターゲットは稲村氏、支援者、百条委…県議は辞職し絶望を口に(集英社)>
>11月17日に行なわれた兵庫県知事選では、県議会の不信任決議を受け失職した前知事の斎藤元彦氏が再選した。だが選挙中から、斎藤氏の疑惑を調べてきた県議会特別調査委員会(百条委)関係者らに脅迫的な抗議が続き、選挙後も続いていると当事者らが証言を始めた。調査を熱心に進めた県議が、家族も巻き込んだ攻撃に耐えかね選挙翌日に議員を辞職し、深刻な状況になっている。
>「脅迫に近い」「厳正に対応していきたい」と法的措置を示唆
>選挙戦は、自民党県連の多数派や、立憲民主党系の議員らが推す前尼崎市長・稲村和美氏が当初優勢だった。それを斎藤氏が追う展開でスタート。
>そこへ「斎藤氏を応援する」とするNHK党党首・立花孝志氏が出馬。街頭演説やYouTubeで、「疑惑は“でっち上げ”で斎藤氏は陥れられた」と主張し、斎藤氏に有利な世論が作られる大きな要因になった。
>その立花氏が斎藤氏を擁護する中で「斎藤氏を陥れた」として主に名を挙げたのが、いずれも兵庫県議で百条委委員長の奥谷謙一氏(自民党)と同委メンバーの丸尾牧氏(無所属)、そして同じく委員の竹内英明氏(立民系の県民連合)だ。
>投開票日の翌日の18日、奥谷氏が記者会見で立花氏の自身への言動を説明した。
>「立花氏が(選挙期間中に)私の自宅兼事務所の前で街頭演説を行ないました。まだ映像が残っていますが『引きこもってないで家から出てこいよ』みたいなことを言ってたんですね。私の自宅であるという認識が彼にあったということは明白です。
>また『これ以上脅して奥谷が自死しても困るのでこれくらいにしておく』と(発言した)。脅迫目的でやってることを自らおっしゃっている。近隣の方にも大変なご迷惑をかけたし、事前に情報を聞いて母には避難してもらってたんですけど、怖かったんだろうと思います。涙を流すようなこともありました」(奥谷氏)
>弁護士でもある奥谷氏はこの街頭演説は「脅迫に近い」と指摘。「厳正に対応していきたい」と法的措置を示唆した。
>百条委は、今年3月に当時の西播磨県民局長・Aさん(60)が作成し、メディアや議会関係者ら10か所に送った告発文書に記載された7項目の疑惑の信ぴょう性を確認するために設けられた。
>Aさんはその後、懲戒処分を受け、7月に急死。直前にAさんは、県当局が調査過程でAさんの公用パソコンの中から見つけた私的な情報が公開されることを恐れていたといい、自死とみられる。
>Aさんの告発はすぐには注目されなかったが、文書に登場する県幹部が企業から物品を受け取ったとして県警に事情聴取されたことを読売新聞が5月に特報。さらに丸尾県議が県職員に独自のアンケートを行ない、告発文書にある内容と同様の証言を得たことが重なり、百条委設置につながった。
>その丸尾氏によると、立花氏は奥谷氏の自宅前の街頭演説の後、次は丸尾、竹内両氏のところへ行くと宣言したという。
>「その後に不審な車が事務所前でうろうろするようになり、事務所はシャッターを閉めました。クレームの電話やメールが頻繁に来る中、(立花氏が)いつ来るかもわからない状態でした。彼(立花氏)は僕のXを見ているので、『来るんだったら威力業務妨害で提訴も考える』と(Xで)宣言もしました」(丸尾氏)
>妻から「もう政治の道からは退いてほしい」という訴えがあって…
>立花氏は結局、丸尾、竹内両氏の自宅などへは行かなかったが、丸尾氏の事務所近くの駅で演説会を開いた際、支持者の間で「これから丸尾の家、事務所に突撃せよ」という会話が交わされていたとの情報を聞いたと丸尾氏は説明。
>その上で、立花氏の演説を聞いて支持者らが動いていくと指摘し、「非常に暴力的なものを感じ、命の危険さえ感じました」とも述べた。
>さらに、会見で最も衝撃が走ったのは、疑惑解明の先頭に立っていた竹内氏がその場にいない理由が明かされた時だ。
>竹内氏はこの日、県議会議長に辞職願を提出し、受理されていた。同じ県民連合の上野英一県議がその事情を語ると会見場は静まり返った。
>「今回のこの選挙を通じて言葉の暴力、ネットの暴力、これが拡散して(竹内氏)本人だけじゃなくて、まず家族が本当に大変な状態にまでなってしまってですね…。本人はまず家族を守るのを優先するということで、昨晩も結構話をされたようですが、本当に奥さんは錯乱状態で、『もうこの政治の道からは退いてほしい』という訴えがあって…。
>彼ほど優秀な議員はなかなかいないと思うんですが、その優秀な議員を追い込んでしまうほどの今回のネットの怖さ、そしてそれを武器として使って選挙をやる怖さ…。大手の新聞、マスコミは報道倫理がありますよね。
>ところがネットの社会にはその報道倫理は全くありませんから、この問題をやっぱりきちっとやらんとですね、今後日本の政治そのものがゆがんでしまうと思うんですね。そういう意味ではマスコミの皆さんも一緒に闘ってほしい」(上野氏)
>竹内氏は県庁内外に広い情報網を持つ情報通で知られ、百条委での斎藤氏らへの証人尋問でも独自に入手した情報を基に鋭い質問を連発していた。その背景には竹内氏の強い思いがあったと関係者は言う。
>「竹内さんはAさんの高校の後輩で、Aさんが告発文書を送った10人のうちの一人です。Aさんが亡くなった時、竹内さんは泣きながら疑惑の解明が間に合わなかったことを悔いていました。
>重要なのは、百条委はまだ調査中で、疑惑の真偽の判断はしていません。しかし『疑惑は全部嘘だ』と主張する人たちから竹内さんは『斎藤さんを陥れた張本人』として最大の標的の一人にされました」(関係者)
>SNSで稲村氏の支持を訴えると数十もの非難リプがついた
>別の関係者によると、SNSに竹内氏を非難するおびただしい言葉が書き込まれただけでなく、家族が守っていた竹内氏の事務所には電話とメールが殺到したという。
>「竹内さんの他に目をつけられた関係者宅には毎日午前2時、3時まで抗議電話が来ました。携帯にも非通知で着信があり『斎藤知事に謝れ』とまくしたてられて…。メールも毎日何十本も来ました。竹内さんも同じ目に遭ったとみられます。
>さらに立花候補が竹内さんのところにも行くと一時宣言したことで竹内さんの家族は怯え、家にこもるしかなくなったんです。家族を心配し、付きっきりだった竹内さんも憔悴し、県民連合が推した稲村候補の選挙運動はほとんどできませんでした」(関係者)
>選挙で「斎藤さんはハメられた」(60代女性)と考える人は急増し、稲村陣営はこうした人の怒りをまともに受けた。
>「稲村氏の演説会場では応援する地方議員が面前で『犯罪者』と罵倒されました。さらにSNSで稲村氏の支持を訴えると短時間に数十もの非難リプがつきました。それで選挙を手伝ってくれた支援者がどんどん恐怖で離脱していきました」(関係者)
>竹内氏の18日の辞職は、17日の選挙結果を受けたものとみられる。
>「竹内氏の辞職を知った県関係者らが心配して連絡をすると、竹内さんは『この社会で自分が果たせることがない』と、絶望を口にしたといいます。なんでこんなことになるのでしょう。しかも、その後も稲村さんの関係者には『お前も失せろ』という趣旨のメールや電話が続いています」(事情を知る関係者)
>県の政界関係者によると、県議会の中では一連の事態に抗議する決議採択や政府への意見書提出の検討が始まっている。
>一方で立花氏は19日、奥谷氏の表明に対し「事実無根のデマを流した事を理由に、民事裁判提訴します! 私はあなたの自宅前で、選挙演説しただけです!」とXにポストした。
>111万票の支持を得て再選された斎藤氏は19日、二期目の知事に就任した。県民全体の奉仕者のトップとして、暴力的な混乱にどう対処していくのだろうか。
<参考=「〈斎藤知事再選も…〉「犯罪者」「失せろ」いまだ止まらないネット暴力と脅迫。ターゲットは稲村氏、支援者、百条委…県議は辞職し絶望を口に」(集英社)>
(24/11/19)
https://shueisha.online/articles/-/252205
Re: 続<兵庫県知事選挙>斎藤元彦<47歳>氏再選/兵庫県混沌<!> - シバケン
2024/11/20 (Wed) 11:59:41
<副題=斎藤元彦知事に向けてプラカード見せつけ!兵庫県庁登庁時に乱入者(Yahoo!ニュース・よろず~)>
>日本維新の会の兵庫県議・増山誠氏(46)が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、兵庫県知事に返り咲いた斎藤元彦氏の(47)の登庁を喜んだ。
>映画「ロッキー」が好きだという斎藤氏は、徒歩で県庁前の長い石階段を登って登場。庁舎の前で支持者約50人が拍手や歓声で迎え、増山氏ともガッチリと握手を交わした。
>斎藤氏が失職して、9月27日に県庁を去る時に見送ったのは増山氏ただ1人だった。斎藤氏孤独な戦いを経て53日、再び知事として庁舎を訪れる形となった。
>ただ、庁舎の前には支持者以外の人物もいた。増山氏の関係者は、支持者たちが「お帰りなさい」と拍手を贈る様子を動画で撮影していたが、ここに「死者を愚弄する さいとう元彦を 決して許すな#県職員がんばれ」と書かれたプラカードを掲げるマスクを着用しニットキャップをかぶった男性も映り込んでいた。
>男性がプラカードを掲げて斎藤氏の前を横切ると、スタッフがあわてて制止。大きな騒動になならなかったが、男性はその後も支持者の間でプラカードを掲げ続けていた。動画には「兵庫県の職員のみなさん、こんなやつに負けんなよ。応援しとるからな」という声も残っていた。
(よろず~ニュース編集部)
<参考=「斎藤元彦知事に向けてプラカード見せつけ!兵庫県庁登庁時に乱入者」(Yahoo!ニュース・よろず~)>
(23/11/20)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6471acfc8d73f64f35f4447b1bfc9df55534d10b
Re: 続<兵庫県知事選挙>斎藤元彦<47歳>氏再選/兵庫県混沌<!> - シバケン
2024/11/20 (Wed) 22:44:23
<副題=「齋藤知事への内部告発は不可解なことが多すぎる…」舛添要一元東京都知事が指摘、兵庫県政の「大いなる違和感」と「地方政治の惨状」(現代ビジネス)>
これも、一つの見解、見方。
>11月17日に行われた兵庫県知事選は、齋藤元彦前知事が再選した。知事のパワハラ疑惑、それに関連する内部告発が発端で、県政が大混乱を来したが、有権者の判断はマスコミが期待するところとは大きくかけ離れていた。その背景にある諸問題を指摘したい。
>マスコミの取材依頼を断ってきた理由
>3月中旬に、西播磨県民局長が内部告発文書を報道機関や一部県議に送付したが、それを問題にした県は、5月7日に元局長を停職3ヶ月の懲戒処分にした。6月13日に、議会は百条委員会を設置したが、7月7日には元局長が死亡しているのが見つかった。
>9月19日に、兵庫県議会は百条委員会を設置し、知事の疑惑の調査を始めた。そして、同日に全会一致で知事不信任案を可決した。26日に知事が自動失職し、出直し選挙への出馬を表明した。
>この間、知事経験者であり、しかも任期途中で辞職した私の許には、マスコミからコメント依頼が数多く寄せられたが、ほぼ全て断った。それは、今回の齋藤知事案件を正確に判断する情報が十分に無かったからである。
>そして、知事経験者から見ると、不可解なことがあまりに多かったからである。
>第一に、県庁の幹部は、何か知事に問題があれば、まずは内部で副知事や知事側近に相談するはずである。知事を諫めねばならないときには、幹部が揃って知事と直談判する。
>それは、官庁にかぎらず、民間の会社でも当然である。ところが、いきなり内部告発というのは、どう考えても手順が間違っていると思ったのである。
>第二に、知事が県内の出張先で「おねだり」をして回ったという話である。私は、兵庫県というのは何と変わった県だと驚愕した。
>私は、都知事として、島嶼部、山間部をはじめ都内各地に出向いたが、行く先々で、「これは私たちが作った素晴らしい果物です」といった具合に、まずは試食を勧められる。そして、山ほどお土産に各地の産物を頂く。知事室の職員たちに配っても配りきれないくらいである。私は、お土産の量を減らしてもらうのに苦労した思い出しかない。私は、その産物の宣伝に努めたことは言うまでもない。
>そのような私の経験から、知事がおねだりしないと、特産物をお土産にもくれないとは、兵庫県民は何というケチな県民だろうと驚いたのである。
>有権者の「マスコミ離れ」が顕著に
>県知事選には、齋藤のほか、稲村和美(元尼崎市長)、清水貴之(元参議院議員)、大澤芳清(共産党、病院院長)、立花孝志(NHK党党首)、福本繁幸(会社社長)、木島洋嗣(会社社長)の7人が立候補した。
>結果は、齋藤が1,113,911票(45.2%)、稲村が976,637票(39.6%)、清水が258,388票(10.5%)、大澤が73,862票(3.0%)、立花が19,180票(0.8%)、福本が12,721票(0.5%)、木島が9,114票(0.4%)であった。
>齋藤勝利の要因はSNSである。それは、都知事選で予想外に票を伸ばした石丸伸二に似ている。
>選挙戦序盤は対立候補に差を開けられていたが、毎日の駅前での辻立ち・挨拶に加えて、SNSでの情報発信に力を入れた。その結果、Xのフォロワーは月末の7万から20万に増えている。そして、SNSを見た有権者が街頭演説に集まるようになり、最終日には大群衆となった。これも石丸現象と同じである。
>因みに、稲村はXのフォロワーが1万5千人であり、その差は歴然としている。
>読売新聞の出口調査によると、齋藤県政を評価する人が71%、評価しない人が25%であった。評価する人の6割が齋藤に投票している。選挙戦で最も重視した争点は、「教育や子育て支援策」が28%、「齋藤氏に関する内部告発問題」が23%、「物価高対策」」が13%であった。
>また、投票の際に最も参考にした情報として、「SNSや動画投稿サイト」をあげた人の9割弱が齋藤に投票している。まさに、「SNS恐るべし」であるが、新聞やテレビなどの既存のマスコミの堕落が有権者のマスコミ離れを生んでいるのである。
>毎日新聞社と神戸新聞社が行ったインターネット出口調査によれば、10代〜20代の若者の7割が齋藤に投票したという。10代〜50代の投票先は齋藤が4割以上でトップである。60代、70歳以上は稲村が半数以上であるが、この世代はSNSと無縁の人が多いからだろう。
>SNSが選挙の当落を左右する時代へ
>今後は、SNSの使い方が選挙の当落を左右すると言ってもよい。
>SNSと言えば石丸伸二である。SNSを活用しての石丸の「居眠り議員」批判は、全国的に話題を呼び、石丸のみならず、安芸高田市の宣伝にも大きく寄与した。ふるさと納税寄付額も倍増する伸びとなった。
>しかし、市民の中には、市政を混乱させたことを厳しく批判する声も絶えなかった。そのような中、石丸は、任期満了を待たないで、2024年6月9日で市長を辞職し、東京都知事選に出馬したのである。
>SNSで発信し、それを拡散させて街頭演説の動員に使い、さらに演説光景を大衆にSNSで拡散させるという手法で、知名度を上げていった。マスコミも、その現象を追い、それを報道したため、一気に時の人となったのである。
>石丸は、街頭演説を229回行っている。これに対して、小池百合子がわずか12回しか街頭演説を行わず、学歴詐称批判などを避けるために、公務を理由にステルス戦略をとったが、それとは対照的であった。結果は小池の当選であったが、石丸は蓮舫を抑えて2位に躍り出たのである。
>浮き彫りになった「二元代表制」の限界
>日本の自治体は、首長と議会の「二元代表制」となっている。首長も議員も、直接選挙で選ばれるので、正統性は同じである。議会は、予算を握っているので、首長に抵抗できる。
>また、百条委員会という首長攻撃手段もある。地方自治法100条に定められた百条委員会とは、地方議会が必要に応じて設置する特別委員会で、正当な理由なく関係者が出頭、証言、記録の提出を拒否したときには禁固または罰金に処すことができるようになっている。
>議会は、これを武器にして、「辞任しないなら百条員会を設置するぞ」と恫喝するのである。まさに、政治的武器である。今回の兵庫県でも、この武器が使われている。
>さらに選挙区について言うと、自治体全体から一人選ばれる首長に対して、自治体にもよるが、議員は細分された選挙区から選ばれる。例えば、東京都の場合、足立区から選出される6人の都議は、足立区の有権者の要求を最優先する。
>そこで、悪く言うと、地元の利益のための利権政治に終始するフィクサーになるケースが多い。知事が東京全体の改革を試みても、それが地元の利益を侵害するときには、フィクサー議員たちは抵抗集団となる。
>単純化して言えば、知事に残された選択肢は、彼らと手を組んで改革の旗を降ろすか、マスコミなどの力を借りて対決するかである。後者を選択しても、勝つとは限らない。前者を選択すれば政治的には安泰だが、改革は頓挫する。
>国会の場合、議員が経験を重ねて大臣になるので、与党の議員と内閣が利権で対立するようなことはない。国会議員も選挙区の利益を大事にするが、自分の所属する党内で国全体の利益と調整できるようになっている。自民党の場合、全議員が参加できる政務調査会がある。
>地方自治体の場合、ほとんどの首長が無所属で立候補するので、与党との調整は、与党の幹部(ドン)を通じて行うことになる。フィクサーの頭目のようなドンと対立すれば、政策遂行の邪魔をされることになる。
>これが、二元代表制と呼ばれているものの実態であり、国会から都政に移って、「ひどい職場に来た」と痛感したものである。私に政治的能力が欠如していたこともあって、早期に都知事の座を降りたが、私は議院内閣制を支持したいと思う。
>そうでなくても問題の多い地方の政治が、二元代表制のために、さらに沈滞しているのを感じている。今回の兵庫県政の混乱のように、地方政治の惨状は、日本衰退の原因にもなっている。
<参考=「「齋藤知事への内部告発は不可解なことが多すぎる…」舛添要一元東京都知事が指摘、兵庫県政の「大いなる違和感」と「地方政治の惨状」」(現代ビジネス)>
(24/11/20)
https://gendai.media/articles/-/141750